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手術・入院

手術

 当院では一般的な軟部外科をはじめ、整形外科、エキゾチックアニマル(ハムスター・小鳥・ウサギ・フェレット・モルモット・デグー・リスなど)での手術に対応します。

最近相談の多い疾患について紹介いたします。



膝蓋骨脱臼

 小型犬に多く見られる病気で、簡単に言うと膝のお皿が外れる状態です。よくスキップするとかお姉さん座りをするといわれることが多いです。普通に歩いていても内股に見えます。
 この病気には重症度分類があます。
グレード1:膝蓋骨は手で押すと脱臼するが、手を離せば正常位に戻る。
グレード2:膝蓋骨は膝を屈曲するか手で押せば脱臼し、膝を伸展するか手で押せば整復する。
グレード3:膝蓋骨は常時脱臼したままで、手で押せば整復するが、手を離せば再び脱臼する。
グレード4:膝蓋骨は常時脱臼し、手で押しても整復されない。

 一般的にはグレード2以上は手術をした方がいいと言われています。グレード2以上の状態では若齢では正常に歩行しているように見えても、確実に関節軟骨の変性は進行します。
 もっとも適応される手術法は滑車造溝術と脛骨結節転移術です。実際に手術を行ったレントゲンの一部を紹介いたします。

レントゲン写真

左:手術前  右:手術後  歪んでいる骨格がまっすぐになっているのが分かります。































 肢の向きがおかしい、座り方がおかしいなど、気になることがあればご相談ください。
年齢・性格・グレードなどにより対処法は変わるため、それぞれに合った治療法を提示いたします。
(治療が必要ない子もいます。)




橈尺骨骨折

 小型犬に多い事故で、ソファーから落ちたなどちょっとしたことでも骨折してしまうのが小型犬です。特に後肢よりも前肢の方が細く折れてしまうことが多くみられます。ずれていなければ外固定で治すことも可能ですが、手術になるケースも少なくありません。

レントゲン写真

(術前)


このように完全に折れてずれている場合は手術になります。

レントゲン写真

(術後)

プレートをあててネジで固定した後です。この後3カ月ほどでプレートは除去しました。
折れた場合は必ずといっていいほど足を地面につけずに挙げたままになります。落ちたなどで「キャン!!」といって気にしていても数分後には普通にしていたら問題ないと思いますが何時間も気にしていたら受診してください。




レッグペルテス(大腿骨頭壊死症)
 小型犬の1歳齢以内で発生する病気です。急ではなく何となく痛がるといった症状をとることが多く、
遺伝的な要因は言われていますがはっきりとした原因は判っていません。
 

レントゲン写真(術前)

 左の股関節(向かって右)がやや変形しているのが分かります。
 触診でこの部位を痛がるのとこのレントゲン像で診断をつけます。

レントゲン写真(術後)

 血流の遮断により大腿骨頭が壊死する病気なので温存して治すことは困難です。
 壊死している骨頭を切除して新たな関節を形成します。
 本来の形ではありませんが、痛みからは解放され、見た目にはほぼ通常通り歩けるようになります。
 




ハムスター 腫瘤切除



 ハムスターの体表腫瘤は日常的によく遭遇します。ハムスター自体が小さい動物であるため初期には発見しにくく、手術時には2〜3cm大になっていることもあります。
 左は手術前の写真でイソフルランのガス麻酔でねかせている状態です。左の肘に1.5cm位の腫瘤があります。肘に固着していたため左前肢ごと切除することも考慮しましたが、左前肢は温存し腫瘤のみをそぐように切除しました。
















 下の写真は手術直後で腕の腫瘤がなくなったのが分かります。吸収糸で縫合し、外科用接着剤で皮膚をとめます。
 この後1週間ほど抗生剤と鎮痛剤を内服し、ひとたび治療は終了です。
 さらにこの後は再発しないか経過を見ていくようになります。










他の手術についても現在作成中です。




入院


 当院には入院施設があります。手術後や病気の状況がよくない場合は入院となる場合があります。
 猫、犬、ウサギ、フェレットなど様々な動物に対応しており、大型犬が入れる設備もあります。

 
 
 
 
 
 

あんずペットクリニックあんずペットクリニック

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